両手のしびれ、両大腿部のこわばり、しびれ(後縦靭帯骨化症) 2023年6月7日
【年齢】 70代前半
【性別】 男性
【職業】 なし
【服薬】 痛風、痺れ、胃薬
【初回来院日】 2023年3月中旬
【最終来院日】 2023年6月初旬
【地域】 春日市
【来院ルート】 チラシ
【施術回数】 10回 (1週間に1回を7回、2週に1回を3回)
【主症状】 体の硬さ、両手のしびれ、両大腿部のしびれ、こわばり
【手術歴】 後縦靭帯骨化症(頸椎3・4)
【既往歴】 後縦靭帯骨化症
【メンテナンスへの移行】 あり
【内容】
2020年1月に転倒し、頸椎の3、4番を損傷し、後縦靭帯骨化症と診断された。2020年8月に退院してから何とか生活できていたが、最近体の硬さ両手両足のしびれ、動きにくさが出てきたため来院。週3回デイケアには通っており、リハビリも受けている。
身体の状態としては、立ち姿勢も首が前に傾いており、背中が曲がっている。歩行も安定感を出すためにワイドベースで歩行しているため、両大腿部に負担がかかる歩行をしている。
病態上、脊柱の可動性が乏しく硬さが目立ったため、脊柱を中心に施術を行った。脊柱の施術を行う際に脊柱には、関節、筋肉、靭帯などの様々な組織があるがそこのどこの部分が硬いのかを意識して施術することで施術効果が変わります。硬さが骨にあるのか?後縦靭帯なのか?脊柱管なのか?硬膜なのか?筋肉や骨だけではありません。
施術を行う度に曲がっていた姿勢は、徐々に良くなっていき、付き添いの奥様も姿勢が良くなったと喜ばれていました。
デイケアでも運動を行っていたが動きにくさがあったため負荷量や運動量を落としていたが、通常通りできるようになった!
週に1度を2カ月間行い、大分身体の柔軟性が出たため、メンテナンスに切り替えた。
脊柱の柔軟性や血流の循環が良くなることで、筋肉の働きや神経の働きが良くなり動きやすくなったと考えられます。
病態上、こわばりやしびれが出やすい症状ため、今後のことも考え月に1度のメンテナンスを希望された。
脊柱の硬さは、身体全体の柔軟性低下に繋がり、様々な症状が出てしまいます。
整体で整え、健康に生きましょう!