腰椎ヘルニア、右下肢の痛み 2023年5月24日

【年齢】 60代
【性別】 女性 
【職業】 主婦 
【服薬】 甲状腺の薬
【初回来院日】 2023年3月上旬
【最終来院日】 2023年5月下旬 
【地域】 春日市 
【来院ルート】 チラシ
【施術回数】 7回 (1週間に1回を5回、3週1回を2回)
【主症状】 右下肢の痛み、痺れ、腰痛
【手術歴】 盲腸、ガン摘出
【既往歴】 脳梗塞(右片麻痺)
【メンテナンスへの移行】 なし

症状画像(腰椎ヘルニア)

【内容】

去年の12月末に尻もちをついた。その時は何んともなかったが、2月半ばに階段を昇り降りして、結構疲労感があった。
整形外科に行き、痛み止めとリハビリをして頂いたが、2月末に痛みが強くなり、たまたまチラシが入っていたため、来院。

症状を確認すると腰には違和感がり、一番の痛みは右大腿外側部が痛い。寝返りする際や立ち上がり、歩行で何をするにも右下肢に痛みがくる。

ベッドに寝る際も痛みで右下肢を伸ばせない。

右片麻痺があり、動きに制限があるため、たくさんの検査はできなかったが、腰の違和感がある場所の圧痛検査(右腰椎の4番)を行うと右臀部や右大腿外側部に響くという。

症状的にはヘルニアだと疑い、施術を行った。

施術後、ベッド上ではラクに足を伸ばせるようになり、身体の緩みを感じた。
同じ姿勢が続いて動き出す際の柔軟性がまだ足りておらず、起き上がり、立ち上がり時にとても痛む。

3回程施術を行った後に徐々にラクになってきていることがあり、このまま続けたいとのこと。
だいたい立ち上がりの後の歩行はほとんど痛かったが、痛くない時も出てきた。まだ朝は痛いが日中は楽な時間も出てきた。
少しずつ身体の緩みが出てきて動かしやすくなっていることを実感。

1カ月程施術し、調子が少しずつ良くなって動けるようになってきてため、間隔を開けて施術。(3週間に1回を2回)

最後の方は、ベッドから起き上がる際や立ち上がり、歩行の際にも右下肢の痛みもほぼなくなりました。

ヘルニアに関する注意点
・まず病院での検査が重要ですが、ヘルニアはレントゲンではわかりません。
 ほとんどの町のクリニックでは、レントゲンしかないため、症状といくつかの検査でヘルニアかもと疑うことはできます。
 先生の技量によっては、腰痛かな?やレントゲンの判断で変形性腰椎症と言われる場合もあります。(今回がそのパターンでした)

・またヘルニアは物理的にヘルニアが消失する期間が必要ですので、治るまでに少し時間がかかります。
しかし、ヘルニアがあっても症状は緩和させることができますので、施術を行っていきます。(治りを良くしたり、促進される)

・ヘルニアは飛び出方によって、痛みや治癒期間が変わります。
 MRI画像診断で把握できます。

なかなか良くならない腰痛でも一つ一つ原因を紐ほどいていき、整えることで治るカラダになりますので、辛い腰痛やヘルニアでお悩み方は、お気軽にご相談ください。

最後に明らかな筋力低下や排尿障害がある場合は、手術の検討が必要ですので病院で検査をお願いします。

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