腰痛、左臀部痛、両ふくらはぎの痛み 2022年11月18日
【年齢】 80代前半
【性別】 女性
【職業】 なし
【服薬】 あり
【初回来院日】 2022年8月中旬
【最終来院日】 メンテナンス以降
【地域】 春日市
【来院ルート】 チラシ
【施術回数】 10回 (週に1回を4回、2週に1回を6回、)
【主症状】 腰~左股関節、左臀部の痛み、両ふくらはぎがよく痛くなる
【手術歴】 なし
【既往歴】 高血圧
【内容】
以前から全身が硬く、最近では両ふくらはぎがカチカチでよく痛くなる。来院前日に脚立に昇り、腰から左臀部の痛みが出てきた。
年齢を重ねるとどうしても血流の流れ、水分量が低下し、身体の硬さが出てくる。自律神経も少しずつ鈍くなり、身体の調整が難しくなる印象があります。
骨盤、お腹、腰が全体的に硬く、下肢に血液が流れていない状態であり、両ふくらはぎの痛みに繋がっている。
骨盤、お腹が硬くなったしまうことで、お腹の下にある下肢へ流れる血管を圧迫してしまい、下肢への血流量を低下させてしまいます。このことにより、下肢の浮腫みや冷え、こむら返りが起きやすくなったしまいます。
また、お腹が硬くなることで、腸の活動や体を支える筋肉が硬くなったしまい、腰に負担がかかることで腰痛や股関節になってしまいます。
2回目の施術時に1回施術を受けただけで、両ふくらはぎが「ふにゃふにゃになったよ」と言っていただけました。
腰や全身の身体の硬さに関しては、全体的に体液の流れが悪く、全身を緩めていき、自律神経を調整することで徐々に良くなっていきました。
以前は、少し距離を歩くと膝に水が溜まっていたそうですが、整体を受けるようになって、水が溜まらなくなり、何とか自分が行きたいところには歩いて行けているということでした。お孫さんに会いに東京にも無事に行け、帰ってきた時も疲れはしたが、身体の痛みはでなかった。
いつかの施術後にたまたま外に出て見送りさせてただいた時にバス停まで小走りで行かれているのが印象的でした。
【まとめ】
人間、年齢を重ねるとどうしても水分量が低下してしまいます。
赤ちゃんの肌はもちもちで、高齢になると少しカサカサになってしまいます。人間の身体の約70%は水分であるため、干からびた状態になってしまいます。
花も水を上げないと元気がなくなるように、水分量が低下していくと身体が元気じゃなくなってしまいます。
しっかりと水分をとり、血液の流れを良くすることで身体の栄養となります。
お茶やコーヒーなどカフェインが入っているものは、利尿作用で逆に水分を外に出してしまうので注意が必要です。
身体に吸収されるのは、水になります。また、水分量の多い野菜もおすすめですので、お水を取るのが苦手な方は意識してみてください。