自律神経を整えて免疫力を高めよう!
自律神経は、血圧や内臓をコントロールしている神経で免疫に関する細胞もコントロールしています。
自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」から成り立ちます。
交感神経は、カラダを活発に動かすときに働き、副交感神経はカラダを休めている時に働きます。
この交感神経と副交感神経上手くバランスを取ることでカラダの状態を調整しています。
しかし、過労や睡眠不足、ストレス、栄養バランスの悪い食事や生活習慣の乱れが原因で交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、自律神経が乱れてしまいます。
そして、自律神経が乱れることにより、免疫に関する細胞にも悪影響となり、免疫力が下がってしまいます。
免疫力とは?
鼻や口、目などの異物の侵入を「防ぐ」働きとカラダの中に入ったウイルスや細菌、カビなどの様々な病原体からカラダを守り、重症化を防ぐ「防御機能」を言います。
くしゃみ、鼻水、咳などで異物を外に出そうとします。発熱は体温を上げてウイルスなどに抵抗するためです。
下痢などは、腸内にある病原菌などを外に出すのための反応なのです。
体温の重要性
免疫力は体温の影響を受けやすく、体温が1度上がると免疫力は何倍にもなります!
逆に1度下がってしまうと30%から40%も免疫力が低下してしまいます。
特に女性は、体温が低い傾向にあります。カラダを温めたり、運動を行うことで体温を高めましょう!
免疫力が下がる理由
- 高齢化
- 睡眠不足
- 不規則な働き方
- 激しい運動
- ストレスフルな生活
- 偏った食生活
- 冷え
- 喫煙
など様々です。
自律神経の機能はどうしても少しずつ加齢とともに下がってしまいます。
加齢により骨髄や胸腺が萎縮したり、血流循環が悪くなることで免疫細胞の数が減少したり、カラダを循環しにくくなることで免疫力が下がってしまうと言われています。
※骨髄…骨髄には造血幹細胞が存在するため、そこから免疫に関するほぼ全ての細胞が作られています。
※胸腺…胸腺とは心臓の上にある臓器でT細胞という免疫細胞は、骨髄で元となる前駆細胞が作られ、胸腺に移動したあと増殖・成熟してT細胞へと変化します。
やっぱり大事な腸内環境
免疫細胞の70%は腸に存在しています。特に小腸に多くの免疫が集まります。やはり腸内環境を整えることが免疫力アップには欠かせない要素になります!
カラダを異物から守ることで傷ついた細胞や内臓の修復に時間を割けるようになります。
腸内環境が良くなることで日々様々な病気から自分を守り健康を維持できるようになります。
自分を大切にすることで元気に過ごせます!
免疫力の高め方
「笑う」ことで免疫力が上がります。いつも楽しく生活してよく笑い免疫力を高めましょう!
「睡眠」は何より大事!
睡眠をとることでカラダを休め、カラダが回復しますのでどんなケアより睡眠が大事になります。
お腹を「温める」ことで腸の働きが良くなります。また、お腹を温めることでカラダ全体の巡りが良くなります。
免疫のリンパ球が増えるというデータもあるようです。
免疫力が高いと
- 風邪を引きにくい
- アレルギーが起きにくい
- カラダの回復力が高い
- 風邪を引いても重症化しにくい
- メンタル的に強くなる
- お肌や内臓など内側から綺麗になる
- 老化しにくい
このように健康を維持するためにはやはり、免疫力は必要不可欠です。
これからまだまだ寒い時期が続きますが、しっかりとカラダを整え自律神経を働かせることで免疫力を高めていきましょう!