へバーデン結節と整体

へバーデン結節は指の第一関節に腫れ・変形・痛みなどの症状がでる病気です。

へバーデン結節は50歳以上の女性に症状が出やすく、70歳代以上では、50.5%と
2人に1人はヘバーデン結節を経験してしまいます。

よく昔は、家事や裁縫、畑仕事などを行う働き者の女性の手と言われ、本当の原因は不明でした。
女性でも症状が出る方とそうでない方がいらっしゃいます。
もちろん職業柄よく手を使う人の方が発症率は多い傾向にありますが、近年それだけではないことがわかっています。

なぜ女性の方が発症しやすいのか?

目次

ホルモンの影響

へバーデン結節は50歳代から発症しやすく、女性ホルモンとの関係が非常に大きいことがわかっています。
下記の図からわかるように50歳(閉経)からエストロゲンの分泌量が低下します。

女性ホルモンには、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類がありますが、へバーデン結節に関係するのはエストロゲンの分泌量です。

「エストロゲンには、腱や関節を包む滑膜(かつまく)の炎症や腫れを抑える作用があります。更年期になり卵巣の機能が低下すると、エストロゲンの分泌量が減少します。すると、腱や滑膜の炎症、腫れが常態化し、手指にこわばりが生じます。これが、へバーデン結節の一因です」

また、エストロゲンは、痛みを軽減する働きもあるため、分泌量が減少すると、痛みを感じやすい状態になります。更年期障害による疲労や睡眠不足も、へバーデン結節の痛みを感じやすくなる原因です。

更年期

更年期には、身体の変化と共に様々な症状が現れます。

へバーデン結節だけでなく、肩や首、手首や膝の関節痛。のぼせ・不眠・頭痛、めまい、吐き気、動悸や息切れ、イライラするくよくよする、ほてり、便秘など更年期の症状は様々です。

更年期は女性であれば誰もが経験するものであり、生理がなくて当たり前の身体に変化する時に現れる症状です。

しかし、この時にしっかりと自分の身体に向き合うことで今後の身体の状態が変わってきます。

整体サロン結びでできること

整体サロン結びでは、へバーデン結節や更年期の症状も対応しております。

身体が変化する時には、身体のエネルギーが必要なため、更年期時は身体が前以上に頑張っている状態になっています。

身体を緩めリラックスさせることで全身の血液を循環させます。

  • 頭蓋骨調整
  • 脊柱調整
  • 呼吸調整
  • 内臓調整
  • 骨盤調整
  • 各関節調整

身体が硬くなっている原因を見つけ全身を調整していきます。

特に内臓の腸内環境を良くするために調整し、更年期から新しい身体に変化しやすいようにしていきます。

この時期は、身体に様々な症状が出てしまいますが、新しい身体に変化する時期という事を知っているだけでも心に余裕が生まれることで痛みや不調に対する気持ちが変わってきます。

また、このような症状を整体で対応できることを知って頂くことで困ったときは、頼って頂ければと思います。

日常生活でも少し気をつけることで身体が変わって行くこともありますので、お気軽にご相談ください。

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