夜中に足がつる本当の理由とは?危険なサインかも⁉

皆さんは、夜中に突然足がつって目が覚めたこと
ありませんか?
実はそれ、単なる「運動不足」や「水分不足」
ではないかもしれません。
今回は、夜間に起こる脚のけいれんの
“本当の原因”と、“見逃してはいけない危険なサイン”
について解説します。
なぜ足がつるのか?
けいれんのメカニズム
まず、足がつるというのは、筋肉が異常に収縮し、うまく緩まなくなる状態です。
特にふくらはぎや足の裏に多く、
痛みを伴うのが特徴です。
一時的な筋疲労やミネラル不足が原因とされることが多いですが、それだけではないことが増えています。
夜間の足のけいれん、実は「神経の問題」?
最新の研究では、夜間の足のけいれんは“脊髄”の神経の誤作動が関係していると言われています。
日中は脳がコントロールしている神経も、夜は脳の働きが低下することで「脊髄の信号」が優位になります。
その結果、本来収縮すべきでない筋肉が、
勝手にギュッと縮まってしまうのです。
こんな人は要注意!リスクが高いタイプ
以下のような人は、けいれんが起きやすく、
注意が必要です。
- デスクワーク中心で長時間同じ姿勢を取っている人
- 加齢により筋肉量や神経の調整力が低下している人
- 糖尿病や腎臓病、神経系の病気がある人
- 夜間頻尿やむずむず脚症候群など、睡眠に問題を抱えている人
これらは単なる足のけいれんではなく、体の異常のサインとして表れている可能性があります。
けいれんを予防するセルフケアと習慣
それでは、どうすればこのつらいけいれんを防ぐことができるのでしょうか?
1. つった時の対処法
つった時はふくらはぎの筋肉が縮まっている状態たいです。
つま先をあげて何とかふくらはぎを伸ばそうとしませんか?
夜につった時は、身体が硬くなってしまいなかなか伸ばすことができないという方も多いのではないでしょうか?
効果的にふくらはぎを緩める方法は、
ふくらはぎと踵の間にあるアキレス腱を伸ばしてあげるとふくらはぎの筋肉が簡単に緩んでくれます。

ふくらはぎ側のアキレス腱を押さえて上に伸ばします。
ふくらはぎが緩み、攣るのが治まるまで。
2. 寝る前にマグネシウムを摂取
特にマグネシウムやカリウムなどの電解質不足が
あると、神経が興奮しやすくなります。
夏場や運動後は意識的に補給しましょう。
おすすめなのはにがりです。
コップににがり1滴たらして飲んでみましょう。
攣りやすい方は、筋肉が緊張している証拠なので、血圧も高い方が多いです。
筋肉が緩むだけで血圧も下がってきます。
3. 寝る前に足を上げよう!
足の浮腫みが筋肉へ圧をかけるので、
それだけで筋肉が収縮しやすくなります。
少し壁に足を上げておくだけでも浮腫みが取れます。
足を上げる目安は心臓より30㎝高いぐらいです。
寝る前に3分程やってみましょう!

4. 神経系のケアも重要
もしけいれんが慢性化している場合は、自律神経や脊髄レベルでの調整が必要かもしれません。
身体を整えることをおすすめします。
まとめ:足のけいれんを甘く見ないで
夜間の足のけいれんは、単なる筋疲労や冷えだけでなく、神経系の乱れや病気の前兆であることもあります。
「たまに起こるから大丈夫」ではなく、日頃の体のケアと生活習慣の見直しをしてみてくださいね。
ご相談はいつでもお気軽にどうぞ。
体からのサインを見逃さず、快適な夜と健康な毎日を送りましょう