背骨の歪みと整体
背骨が左右に曲がったり捻れたりしてしまう症状で、思春期頃に多く発見される突発性側弯症は原因不明で女子は男子に比べ圧倒的に発病率が高いとされています。
腰や背中の痛みとともに、その見た目の歪みから外見上の悩みもある方も多いでしょう。
整形外科に行っても「側弯症ですね」と指摘されるもののほとんどの場合が経過観察で側弯症が悪化して手術を行うまで特に治療は行っていません。
そもそも側弯症とは?
現代医学では、側弯症は2つに大別されています。
- 機能性側弯症
- 構造性側弯症
に分けられます。
機能性側弯症
背骨自体に原因はなく、背骨以外の原因を取り除くことで軽減できる側弯症です。
例えば、習慣的に不調姿勢があったり、腰の痛みがあることによる筋肉のアンバランスや骨盤の歪み、内臓の状態、精神的ストレスなどで発症します。
構造上の側弯症ほど、見た目の側弯は大きくなく、レントゲンでは指摘できるが背中の見た目ではほとんどわからない場合も多いです。
機能性側弯症は、姿勢の問題や骨盤の歪み、脊柱の硬さ、内臓や筋肉の疲労により発症しますので整体でカラダを整え、体操や生活習慣を見直すことで十分に回復します。
構造性側弯症
構造性側弯症には大きく3つのタイプがあります。
- 先天性側弯症
- 特発性側弯症
- 症候性側弯症
先天性側弯症は、生まれながらにして持っている側弯症のことです。
特発性側弯症は成長期の子供に多く見られ、全側弯の約80%を占めています。
特に親御さんが心配される子供の側弯症だと思いますが、背骨の土台である骨盤の歪みなどが原因で、骨盤の歪みを整え、良い位置に安定させたり、首、頭、内臓、顎関節、足首、靴、生活習慣等が原因の場合がありますので、整体と体操、生活習慣の見直しで改善の見込みがある側弯症です。
症候性側弯症とは、マルファン症候群や神経繊維腫症などの一部の病気に伴い発症する側弯症です。
対応できる側弯症
- 機能性側弯症
- 特発性側弯症
は整体でカラダを整え、体操や生活習慣を見直すことで対応できます。
それ以外の先天性側弯症、症候性側弯症は改善がなかなか難しいケースもありますが、カラダを整えることで進行を遅らせたり、カラダの使い方がラクになったりします。
もし病院などで対応してくれないなどお悩みがあれば一度ご相談ください。
側弯症の原因
側弯症の原因は、カラダに様々ありますが、一つは骨盤の歪みなどにあります。
背骨の土台は骨盤で、家の「基盤」の部分になります。
家も基盤がしっかりしていないと家が傾いてしまいます。
骨盤が正常な位置にないと背骨も正しい位置を維持できません。
骨盤が歪む原因としては、不良姿勢や体の使い方の癖、以前の怪我や捻挫、バランスの悪い食事、仕事の動作やスポーツなどが原因です。
また、精神的なストレスなどが内臓や筋肉の偏った疲労が原因になります。これらがカラダの歪みを生じさせ背骨や骨盤に歪みが生じてしまいます。
近年、成長期の子供に側弯症が急増しています。
骨格の成長段階時にスマホやゲームなどを長い時間悪い姿勢で行うことで発生してしまっています。
側弯症を良くするために、日々の悪い生活習慣を見直す必要があります。
自律神経の整体サロン結びにできること
側弯症に対して整体と自宅で行う体操、日常生活で側弯症を悪化させてしまう生活習慣を正して、側弯症に対応していきます。
- 骨盤の調整
- 脊柱の調整
- 内臓の調整
- 自律神経の調整
- 頭蓋骨の調整
を丁寧で優しい刺激で整えていきます。
側弯症となってしまっている原因をカラダ全体の歪みや硬さを取ることで調整していきます。
側弯症は、早め早めのケアや側弯を悪化させてしまう生活習慣の見直しが大切です。
側弯症でお悩みなら一度自律神経の整体サロン結びにご相談ください。