1歳1カ月の赤ちゃんが急に大量の汗|夜間断乳後の変化と自律神経

「最近、すごく汗をかくようになったんです。」

今回ご相談いただいたのは、1歳1カ月の赤ちゃんです。

お母さんのお話では、以前はそこまで気にならなかったのに、最近になって急に汗をかくようになったとのこと。

しかも、背中だけではありません。

鼻の頭や手足まで汗をかいていて、

「こんなところまで汗をかくのは大丈夫なのかな?」

と心配になったそうです。

ちょうどその頃、赤ちゃんの生活リズムにも変化がありました。


目次

夜間断乳を始めてから、少しずつ様子が変わってきた

お話を聞いてみると、約2週間前から夜間断乳を始めたとのことでした。

それから朝寝や昼寝のリズムが変わり、昼寝ができない日も何日かあったそうです。

お母さんからは、

「断乳してから、ちょっと寝るリズムがおかしくなって……」

「寝不足なのかな?と思っていました。」

というお話がありました。

実際に来院されたときも、

  • 手足が冷たい
  • 少し寝不足気味
  • しっかり寝てもスッキリしていないように見える
  • 日中も眠そうにしている
  • 布団に寝かせようとすると泣いて起きる
  • 以前はそんなことはなかった

という変化が出ていました。

「夜間断乳によるストレスも関係しているんでしょうか?」

お母さんとしては、汗だけではなく、こうした睡眠や機嫌の変化も気になっていたようです。


まずは体に問題がないか確認することも大切

赤ちゃんの汗が急に増えた場合、まずは病気などが隠れていないか確認することが大切です。

今回も念のため医療機関を受診していただきました。

病院では、特に病的な異常はないとのことでした。

そのうえで、

「体の緊張や睡眠の状態など、身体的な部分からも見てみましょう」

ということで、体の状態を確認していきました。


体を触ってみると、後頭部から首、背中にかけて強い緊張

実際に体を見ていくと、後頭部がかなり硬くなっていました。

そこから首、背中にかけても緊張が強く出ています。

赤ちゃんの場合、大人のように「ここが凝っています」と本人が教えてくれるわけではありません。

だからこそ、体全体の状態を見ながら、どこに負担がかかっているのかを確認していきます。

今回は、頭まわりにも緊張が感じられたため、頭部や首まわりを含めて、赤ちゃんの負担にならないよう、かなりやさしい刺激で調整していきました。

自律神経が落ち着きやすく、体が休みやすい状態を目指して施術を行っています。


赤ちゃんは、まだ体温調節が得意ではありません

汗をかくことには、もちろん体温調節が関係しています。

体温調節には脳の視床下部が関わっています。

赤ちゃんは大人と比べると、まだ体温調節の機能が発達途中です。

そのため、室温や衣服だけでなく、睡眠や生活リズムなどの変化にも影響を受けやすい時期です。

今回のケースでは、

夜間断乳による生活リズムの変化
↓
昼寝ができない日が増える
↓
睡眠不足やストレスが重なる
↓
体の緊張が強くなる

といったことが重なり、自律神経のバランスにも影響していた可能性があると考えました。

もちろん、「汗をかく=自律神経の乱れ」と決めつけることはできません。

赤ちゃんの発汗にはさまざまな原因があるため、気になる場合は医療機関で確認することも大切です。


施術を受けたその日の夜から、汗が落ち着いた

そして、施術を受けて帰宅した日のこと。

お母さんから、

「帰ってから、汗が全然違いました。」

と教えていただきました。

それまで気になっていた大量の汗が、その日の夜から落ち着いてきたそうです。

その後も状態は良く、睡眠にも変化が出てきました。

以前は布団に置くと泣いて起きてしまっていたのが、少しずつ眠れるようになり、

大の字になって寝るようになった

そうです。

日中の機嫌も良くなってきました。

お母さんも、

「こんなに変わるんですね。」

と驚かれていました。

何より、最初に来られたときは「この汗、大丈夫なのかな?」と心配されていたお母さんが、安心されたことが印象に残っています。


赤ちゃんは、生活リズムの変化でも体の状態が変わります

今回の赤ちゃんは、1歳1カ月。

夜間断乳という大きな生活リズムの変化があった時期でした。

大人からすると「夜に授乳をやめる」という一つの変化でも、赤ちゃんにとっては睡眠や安心感など、さまざまな部分に影響することがあります。

もちろん、夜間断乳そのものが悪いわけではありません。

成長の過程では必要な変化でもあります。

ただ、その変化のあとに、

「急に汗をかくようになった」

「寝つきが悪くなった」

「夜中に何度も起きる」

「昼間も眠そう」

「以前より機嫌が悪い」

など、今までと違う様子が出てきた場合には、少し体の状態を見てあげてもいいかもしれません。


赤ちゃんの「いつもと違う」を大切に

赤ちゃんは、自分で「今日は疲れている」「最近ちょっと眠れていない」と伝えることができません。

だからこそ、お母さんやお父さんが感じる、

「なんとなくいつもと違う」

という感覚は、とても大切だと思っています。

今回も、最初は「汗が多い」ということがきっかけでした。

でも、お話を聞いていくと、

  • 夜間断乳を始めた
  • 睡眠リズムが変わった
  • 昼寝ができない日があった
  • 手足が冷えている
  • 日中も眠そう
  • 寝かせると泣いて起きる

という、いくつかの変化が重なっていました。

体だけを見るのではなく、その子の生活や睡眠、最近起きた変化まで含めて見ていくことが大切だと感じた症例でした。

今回のように、医療機関で問題がないことを確認したうえで、体の緊張や睡眠、生活リズムなど身体面から整えていくことも一つの方法です。

赤ちゃんのことで「ちょっと気になるな」ということがあれば、一人で抱え込まず、まずはご相談ください。

※発汗が急に増えた、元気がない、呼吸がおかしい、顔色が悪い、発熱が続くなど、気になる症状がある場合は、整体ではなくまず医療機関への受診をおすすめします。

※公式ラインから無料相談も可能です。

🔗 Googleマップで「結び」のクチコミをもっと見る

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる