めまいが繰り返す人に多い「姿勢のクセ」とは?

「病院で検査しても異常なし…でもめまいが繰り返す」
そんな悩みを抱えていませんか?
めまいは“耳のトラブル”が原因のケースもありますが、
実は 姿勢のクセ がめまいを引き起こしていることも多いです。
今回は、めまいが続く方に多い「姿勢の特徴」と、
その姿勢がめまいにつながる理由についてお伝えします。
1. めまいが繰り返す人に多い3つの姿勢のクセ
① 猫背+頭が前に出る姿勢(スマホ首)

めまい持ちの方に最も多い姿勢です。
特徴
- 背中が丸くなる
- 頭が前に出る
- 首の後ろが詰まる
- 肩が上がりやすい
この姿勢が引き起こすもの
- 首の筋肉(特に後頭下筋群)が過緊張
- 首の血管が圧迫されやすい
- 脳への血流が低下
→ ふわふわする・クラクラするめまいの原因 に
首は自律神経とも深く関わるため、姿勢が崩れると
「自律神経の乱れ → めまい」につながります。
② “反り腰”で上半身が後ろに引ける姿勢
意外ですが、反り腰の方にもめまいは多いです。
特徴
- お腹が前に出る
- 背骨のS字が強すぎる
- 腰が反り、胸が張りすぎる
この姿勢になると、
胸郭(胸のあたり)が硬くなり 呼吸が浅くなる ため、
- 酸素不足感
- 息苦しさ
- ふらつき
が起こりやすくなります。
③ 左右どちらかに体重をかけるクセ(骨盤のゆがみ)
片足重心・片方の肩だけ上がるクセがある人は…
- 頭の位置が左右にずれる
- 首の片側だけが緊張
- 自律神経がアンバランスに
その結果、
朝の立ちくらみ・午後のふらつき・気持ち悪さ などが出やすくなります。
2. なぜ「姿勢」がめまいにつながるのか?
① 首は“平衡感覚”の調整に関わる
平衡感覚は
- 内耳
- 目
- 体の感覚(特に首の筋肉)
が協力して保っています。
つまり、
首がこる → 脳が身体の位置を把握しにくい → めまいが出やすい
という流れが起こります。
② 自律神経の中枢(延髄)と首は非常に近い
首の筋緊張が強いと、
自律神経のバランスが崩れやすくなります。
- 立ちくらみ
- ふわふわめまい
- 息苦しさ
- 不安感
これらはすべて“自律神経の乱れ”と関係があります。
③ 姿勢が崩れると呼吸が浅くなる
呼吸が浅いと脳への酸素供給が低下し、
ふらつき症状につながります。
3. 自分でできる「姿勢改善セルフチェック」
✔ 首が前に出ていないか
壁に頭がつきにくい人は要注意。
✔ 肩が常に上がっていないか
肩がすくむクセは血流を悪化させます。
✔ 呼吸が浅くなっていないか
胸だけで呼吸していないか確認。
✔ 片足重心になっていないか
立っている時に左右差がある人は、首の片側が硬くなりがち。
4. 今日からできる対策3つ
① 首の前側(胸鎖乳突筋)を軽くほぐす
めまいの人は“首の後ろ”だけでなく
“首の前”が硬い人が多いです。
軽くつまんでほぐすだけでも効果があります。
② 肩甲骨を5回ゆっくり回す
肩甲骨が固いと、頭の位置が前に出てきます。
後ろ回しが特におすすめ。
③ 深い呼吸を1分
「4秒吸う → 8秒吐く」をゆっくり繰り返すと
自律神経が安定しやすくなります。
5. 自律神経の整体サロン結びでは…
めまいの原因になりやすい
- 首の深層筋の緊張
- 呼吸の浅さ
- 頭の位置
- 猫背や反り腰
- 自律神経のアンバランス
これらを総合的に整えていきます。
結果として…
✔ ふわふわめまいの減少
✔ 呼吸が深くなる
✔ 首肩の緊張が軽くなる
✔ 朝のふらつき改善
✔ 再発しにくい身体へ
が期待できます。
「病院に行っても原因が分からないめまい」
「同じ姿勢をするとふらつく」
「季節やストレスでめまいが悪化する」
そんな方は、早めに専門的なケアがおすすめです。
まとめ
めまいが繰り返す人に共通する姿勢は
- 猫背+スマホ首
- 反り腰
- 片側に体重をかけるクセ
これらの姿勢は、首の筋肉を緊張させ
自律神経の乱れや呼吸の浅さにつながるため、
めまいの原因になりやすいです。
日常の小さな姿勢を整えるだけで、
めまいは大きく改善することもあります。
