コロナうつと整体
なかなか終わらない新型コロナウイルスの影響でストレスや不安が強くなり、うつ的な症状の方が増えてきています。コロナうつとは、新型コロナウイルス感染症(CDVID-19)の感染拡大やこれによる行動制限や運動不足、人と会わないなどによる不安やストレスから引き起こされてしまう、うつ症状をいいます。
新型コロナウイルス感染症は、日本はもちろんのこと今なお世界中で猛威を振るって、人々の生活を不安にさせてしまっています。
新型コロナウイルスは人によっては、感染すると重症化してしまい、死に至る恐れがある深刻な感染症ですが、まだ解明されていないことが多く特効薬等もないため、一番は感染しないことが大事になります。
現在では、少しずつ慣れもあり、行動制限も緩やかになり、自主的な判断で行動するようになっています。
2020年1月に初めて日本国内での新型コロナウイルス感染者が確認されて以降、日本でも以前の生活と比べ様々な変化がありました。
不要不急の外出やイベントの自粛、学校の休校、テレワークなどで家からなかなか出なくなりました。
このような変化に伴う精神的なストレスや不安などが大きくなり、環境によっては今や誰しもがコロナうつに陥る可能性があります。
また、自粛生活で、これはしてはいけないやあれはダメという状況が続いてしまい、何もしてはいけないという環境や考え方になってしまいます。その結果自分の存在価値に疑問を持ったり、なんのために生きているか疑問を抱かれる方もいます。
コロナうつの症状
コロナうつの症状には、主に以下のようなものがあります。
睡眠障害
不安やストレスから眠りが浅くなったり、眠れないや夜中に何度も目が覚めるなどの症状が出ます。
- 寝つきが悪い(入眠障害)
- 眠りが浅く、夜間に何度も目が覚める(熟眠障害)
- 早朝に目が覚めて、眠れなくなる(早朝障害)
- 夢ばかり見て、すっきり寝れた感じがしない(多夢)
精神的症状
家の中でずっと生活するため、外に出れずストレスや気分が晴れずに精神的にも負担になります。
- イライラする
- 憂うつな気持ちが続く
- やる気が出ず、何も手につかない
消化管症状
運動不足になるためカラダに影響が出てきます。
- 食欲不振、吐き気がする
- 胃が痛み
- 便秘や下痢になる
その他
- 頭痛がする
- 胸が痛む
- めまいがする
などの症状が現れます。
コロナうつは新型コロナウイルスが要因となって生じた「うつ病」であるため、症状はうつ病における身体的症状によく似ています。
コロナうつの原因
コロナうつの主な原因は、新型コロナウイルスによる不安やストレス、それによる悩みなどです。
それぞれ置かれている立場や環境が違うため、どのような不安やストレス、悩みが原因となっているのか?「新型コロナウイルスそのものに関すること」、「仕事や育児に関すること」「家庭に関すること」、「生活に関すること」などに分けられます。原因が一つの場合もあれば、複数絡み合っている場合も多くあります。
新型コロナウイルスそのものに関すること
- 自分や家族が感染するかもしれないという不安や恐怖
- 感染後に職場や家族に迷惑をかけたり、後遺症などの不安
- 正しい情報や知識が不足している
仕事に関すること
- 収入が減ったり、失業したりするおそれがある
- 働き方の変化や勤務先での感染予防の対応が十分でなかったり、感染対策によるストレス
家庭に関すること
- 家庭で過ごす時間が増え、家庭内での問題が増える
- 家庭保育などの負担量増加
- 家族や親せき、友人に会えないストレス
生活に関すること
- 好きな旅行やレジャーができない
- 自宅で過ごす時間が増え、運動などカラダが動かせない
このような様々な新型コロナウイルスに関連した生活の変化がストレスや不安を感じ、コロナうつになってしまっている方が多くなっています。
また、ストレスを解消するための運動やレジャー趣味や好きなことが行動制限されてしまい、ストレス解消が思うように上手くできていないことも、さらにストレスを増大される原因となっています。
コロナうつの一般的な治療
まだまだ確立はされていませんが、コロナうつの治療も通常のうつ病の治療と同様カウンセリングや薬物療法が主となっています。抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬などの薬によって、身体的な症状を抑えます。しかし薬では症状を抑えているだけなので、根本的な解決にはなっていないため、少しずつ生活スタイルを整え、身体的にも精神的にも改善して行く必要があります。
専門の病院でのカウンセリングや現在では、新型コロナウイルス感染症に係る心のケアとしての自治体が相談窓口を設置しております。そちらからカウンセリングや相談を試してみるのもいいでしょう。
また、コロナうつに関わらず、うつ病で悩んでいる方で生活習慣が乱れている方は、生活習慣の乱れを少しずつ見直していくことが大切です。
テレワークなどの在宅勤務であっても、朝はしっかりと起き太陽の光を浴び、夜は夜更かしせずに早めに寝ることで生活のリズムが出てきます。
ずっと家の中にいるのではなく、自然を感じられる所を散歩したりと外にでて気分転換する時間も必要です。食事もインスタント食品やファーストフードばかりにならず、栄養を意識して摂取するようにしましょう。
その他に現在は、ネットワークが普及しているため、音声電話やテレビなどを通して家族や友人と会話したり、SNSなどのコミュニケーションツールを上手く利用するのもいいでしょう。
コロナうつは、新型コロナウイルス感染症で社会的に変化した事象によって引き起こされるうつ症状です。新型コロナウイルスへの感染拡大への不安や感染拡大に伴う行動の制限などによるストレスがコロナうつの原因となっています。
コロナうつはしっかりとカラダを整えていけば良くなります。
自律神経の整体サロン結びのコロナうつに対する整体
当院では、カラダを整え、自律神経をしっかりと働くようにすることでカラダの回復ができるようにしていきます。
- 自律神経の調整
- 脊柱の調整
- 内臓の調整
- 骨盤の調整
- 頭蓋骨の調整
- 呼吸の調整
を丁寧で優しい刺激でカラダを整えていきます。
ストレスが続く状況では、自律神経の交感神経優位となり、カラダが緊張状態となってしまいます。この結果、自律神経失調症の症状が出やすくなります。不安感ややる気がなくなるなどの精神的症状も自律神経を整えていくことでラクになっていきます。
自宅で過ごすことが多いので、運動不足となってしまいます。免疫力が低下し、カラダの治癒力が低下してしまいます。新型コロナウイルスに対応するためにも免疫力を高める必要があります。内臓などカラダの内側からケアすることで血流改善、免疫力が高まります。
ストレスなどでカラダの緊張状態が続いてしまうと血流循環が悪くなり、肩こりや首こり、頭痛、腰痛へと繋がってしまいます。カラダ全体を調整していくことでケアしていきます。
環境が変わる際に良くも悪くも人間はストレスを感じてしまいます。新型コロナウイルスから大きな環境の変化がありました。自律神経はストレスに敏感で多くかかりすぎると乱れてしまいます。
自律神経の整体サロン結びでは、このような不安やストレスを抱え、コロナうつ症状でお悩みの方にも対応していますので、お気軽にご相談ください。