不眠の悩みをカラダを整えてケアしよう
整体を行っていると不眠でお悩みの方は、非常に多いです。様々な原因はありますが、カラダが緊張しており、リラックスできず自律神経が乱れた状態となってしまっています。
睡眠は人間の欲求であり、眠れないとカラダが回復出来ず、常にだるかったり、頭痛や肩こり症状とカラダに様々な影響を及ぼしてしまいます。
不眠症とは
眠れないと辛いですよね。
誰しも少しぐらいは「眠ろうとしてもどうしても眠れない」という体験を持っていると思います。心配事や悩み事、考え事がある時、試験前日、旅行先など様々な原因がありますが、たいていの場合は、数日から数週のうちにまた眠れるようになると思います。
しかし、不眠が改善せず、1カ月以上にわたって続く場合があります。
不眠が続くと疲労を回復出来ず、日中に様々な不調が出てきます。
倦怠感、意欲低下、集中力低下、抑うつ、頭重、めまい、食欲不振などさまざまです。
このように「1.長期にわたり夜間の不眠が続き」「2,日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する」このふたつが認められた時、不眠症と診断されます。
また、糖尿病、高血圧、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病やうつ病の発症リスクを高めてしまうため、早めに対処することが必要です。
不眠の4つのタイプ
- 入眠障害‥‥布団に入ってもなかなか眠れず、寝つきが悪い
- 中途覚醒‥‥眠れるが、眠りが浅く途中で何度も起きてしまう
- 早朝覚醒‥‥朝早く目が覚め、それ以降は眠れなくなる
- 熟眠障害‥‥ある程度の時間寝ているにも関わらず、目覚めた時にぐっすり寝た感覚がない
症状は人によって様々で個人差もあり、複数のタイプが混合する場合もあります。
不眠の原因
ストレス
多くのストレスはカラダとココロの緊張を高め、やすらかな不眠を妨げます。神経質で生真面目な性格の方は、考えすぎたり、悩んだりしてストレスをより強く感じてしまい、不眠症となってしまいます。
からだの問題
何らかの病気により、痛みやかゆみ、息苦しさなどの症状が続くことで寝付けないケースがあります。頻尿による夜間の目覚めも当てはまり、不眠の原因となっている身体的な病気や症状を治療することで、不眠症が改善されることもあります。
- 高血圧や心臓病(息苦しさ)
- 呼吸器疾患(せき、発作)
- 外相や関節リウマチ(痛み)
- 湿疹や蕁麻疹(かゆみ)
- 腎臓病(頻尿)
- 睡眠時無呼吸症候群
- ムズムズ脚症候群(レストレスレッグス症候群)
ココロの問題
ココロの問題や病気は、不眠を伴います。近年では、うつ病の方が増えています。不眠だと思っていたら、うつ病だったというケースもあります。
生活リズムの乱れ
夜勤や昼夜逆転などが原因で体内時計が乱れ不眠となってしまいます。
現代は24時間社会で昼夜の区別が消滅しつつあり、どうしても睡眠リズムが崩れてしまいます。できる限り自分のリズムを作り、太陽が昇ると同時に起床し、日をまたぐ前に就寝しましょう。
薬や刺激物
治療薬が不眠をもたらす場合もあります。睡眠を妨げる代表的な薬としては降圧剤、甲状腺製剤、抗がん剤などがあります。また、抗ヒスタミン薬では日中の眠気がでます。
コーヒー、紅茶などに含まれるカフェイン、たばこに含まれるニコチンなどには覚醒作用があり、睡眠を妨げます。カフェインには利尿作用もあるため、トイレ覚醒も増えてしまいます。
環境
騒音や光が気になって眠れないケースもあります。また寝室の温度や湿度が適切でないと安眠出来ない場合もあります。
不眠の対処法
就寝、起床時間のリズムを作り一定にする
睡眠覚醒は体内時計で調整されています。週末の夜更かしや休日の寝すぎ、昼寝のしすぎは体内時計を乱すので気をつけましょう。平日、週末に関わらずある程度同じ時間に起床、就床する習慣を身につけることで体内時計が整います。
睡眠時間にこだわりすぎない
睡眠時間には個人差があります「。〇〇な時間までに寝なきゃ!」と焦る気持ちが眠りを妨げてしまいます。どうしても眠気がない時は、横になって眼を閉じておくだけでもカラダは休まります。
日中に眠気がある時は15分から30分程の昼寝をすると効果的です。
太陽の光をしっかり浴びる
朝、太陽の光を浴びることで、脳の松果体が刺激され、「メラトニン」や「セロトニン」を分泌しやすくなり、体内時計を調節する働きがあります。
光を浴びることでセロトニンが分泌され、脳と体を覚醒させてくれます。また、起きてから14時間後以降メラトニンが分泌され眠気が生じてきます。
早朝に太陽の光を浴びることで夜寝つく時間が早くなり、朝も早く起きれるようなリズムを作ることができます。逆に夜に強い照明を浴びることで睡眠の質を高めるメラトニンが壊れ、光で興奮してしまい眠れなくなり、体内時計が乱れます。
適度な運動をする
ウォーキングは、全身運動であり、脳にも良い影響を与えるためおすすめです。軽く汗ばむ程度くらいで30分~1時間程度続けることが理想的です。
夕方から夜に運動を行うことで効果的に睡眠の質を高めることができます。
人のカラダは、体温が低下するにつれて眠たくなるメカニズムになっています。17時~19時頃に運動して体温を上げると、ちょうど就寝時に体温が下がってきて、眠りにつきやすくなります。
寝る前にリラックスする
睡眠前に副交感神経を働かせることが良眠となります。ぬるめのお風呂にゆっくり入り、好きな音楽や読書などでリラックスする時間をとって心身の緊張をほぐします。
寝酒は実はしっかり眠れていない
お酒を飲んだ方が眠れるからといってお酒を飲む方もいますが、逆効果で深く眠れておらず、早朝覚醒が増えてしまいます。
快適な寝室
眠りやすい環境づくりも重要です。ベッド、布団、枕、照明などは自分に合ったものを使いましょう。睡眠のための適温は20℃前後で、湿度は40%~70%くらいに保つのが良いと言われています。
ストレスを取り除こう
ストレスは眠りにとって悪影響です。カラダとココロのストレスはできる限り早めに解決して、ストレスを溜めないようにしましょう。
多少のストレスは、少なからずありませので、音楽、読書、スポーツ、旅行など自分に合った趣味を見つけて上手に気分転換し、ストレスを解消しましょう。
自律神経の整体サロン結びにできること
整体サロン結びでは、不眠でお悩みの方に喜びの声をいただいております。
不眠で悩んでいる方のほとんどがカラダが硬くなってしまっており、リラックスできてない状態となっています。
様々な原因はありますが、整体でカラダを整えることで、自律神経が働きやすくなり、不眠をケアできます。
不眠の原因は、主にストレスによる脳の緊張が原因のことが多いです。
様々なストレスがカラダやココロにかかり、ストレスが溜まると頭蓋骨が硬くなってしまいます。頭蓋骨の中には自律神経の中枢である「視床下部」、呼吸を調整する「延髄」が存在します。頭蓋骨が硬くなると自律神経が乱れて呼吸が浅くなってしまい、交感神経が優位に働き不眠となってしまいます。
このような不眠の状態が続いてしまうと、カラダが休めず、常にだるいや身体の緊張も出てきて、頭痛や肩こり、腰痛症状にも繋がってしまいます。
整体結びでは、自律神経を専門に扱っており、不眠に対してケアすることができます。
- 脊柱の調整
- 頭蓋骨の調整
- 内臓の調整
- 骨盤の調整
- 呼吸の調整
- 自律神経の調整
を行いカラダ全体を整えていくことで不眠に対応していきます。
自律神経が乱れてしまい、不眠症状などが出るとなかなか自分で解決することは難しいため、
カラダを調整することをおすすめしています。
辛い不眠でお悩みの方は、ぜひ自律神経の整体サロン結びにご相談ください。