女性ホルモンを整える②

子宮は女性だけにある特別な臓器です。
子宮ともっと仲良くなり、大切にすることは
自分自身を大切にすることに繋がります。

★月経が整う
★美肌・美ボディになる
★人間関係が良くなる
★赤ちゃんが授かりやすくなる

目次

子宮が冷えるとどうなるの?

前回のブログで子宮が温かくなると、体全体のめぐりが良くなり、体調も良好、心も前向きになることをお伝えしました。
今回は、子宮が冷えるとどうなるかをお伝えしていきます。

子宮は体の奥にあるため、直接温めることが難しい臓器でもあります。そのため体の表面は温まっているけど、内側にある子宮は温まっていないという女性も多いです。
特に運動不足だったり、ストレスの多い毎日を送っている方は、血液の循環が悪くなり、子宮が冷えやすい状態になっていることがあるので注意が必要です。

1.月経トラブルが増える

身体の循環が悪くなると、子宮や卵巣にまで血液が回らなくなるので月経トラブルも多くなり、月経が面倒で嫌なもになってしまいます。また、月経トラブルが続く場合、何らかの病気が隠れている可能性もあるので専門家に相談することも必要です。

2.頭痛、肩こり、便秘、冷え、肌荒れを引き起こす

血液やリンパなど体全体の循環が悪くなっている状態を放っておくと、頭痛や肩こり、便秘、手足の冷えなどの症状は出る原因となってしまいます。
また、排卵を促すホルモン、エストロゲンは美肌を作るホルモンでもありますが、子宮が冷えると、エストロゲンの分泌が正常に機能しなくなるため、肌の潤いもなくなり、荒れやすくなってしまいます。

3.かかとがカサカサになってり、冷えたりする

体には繋がりがあり、かかとの部分は子宮と卵巣に関係があります。子宮が冷えていたり、良い状態でない時は、かかとがカサカサになっていることが多いです。また、かかとは全身の末端部分でもあるのでカサカサで冷えているということは、全身の循環がよくなり証拠になります。

4.下半身が太くなる

下半身には、大きな筋肉が多く人間の約70%が集中していると言われています。子宮が冷えると下半身の循環が悪くなってしまうため、大きな筋肉のある下半身の代謝も悪くなってしまいます。
下半身の循環が滞ると血液を上半身に戻す力も弱くなり、下半身に血液や体の水分、老廃物などが溜まってしまうので、下半身が太くなってしまいます。

5.気分の波が激しくなり、人間関係のトラブルが増える可能性がある

子宮が冷えている時は、自律神経の交感神経が優位になり、戦闘モードになっています。そのため、テンションが上がったと思ったら落ち込んだりと気分の波が落ち着かない状態になりやすいです。

6.すべてが面倒になり、ネガティブ思考になりやすい

仕事に行くのがめんどくさい、自分なんてどうなってもいい、好きなことでさえ面倒だ…
こんたときは、子宮が冷えている可能性があります。

7.授かる力が弱まることもある

心も体も閉じている時は、体もこわばって緊張しています。赤ちゃんを授かるには、体の緊張を緩め、めぐりのいい体にしておく必要があります。女性である素晴らしさを喜び、命を宿す器を持って生まれた自分を愛し、認めることができずにいると、赤ちゃんもなかなか身をゆだねることができない場合もあります。

子宮を冷やす控えたい習慣

現代は、子宮(体)を冷やしやすい環境にあります。生活習慣を気をつけ子宮を温めましょう♪

  1. ファーストフードの多い食生活
    忙しさのあまり、簡単で済ませれるインスタント食品や菓子パン1個やおやつで終わるなどの食生活をしていませんか?体を作る源は食事にあります。しっかりとバランスの摂れた食事をすることが大切です。また、仕事をしながらなどの「ながら食べ」もよくありません。本来食事は、しっかりと味わいながら食べることで、体と心の栄養に繋がっていきます。「何をたべているか」「どんな味か」などの食感や匂いを感じることで五感が働きます。体にはやはり和食が良いとされています。
  2. 冷たいもの、甘いものを好んで食べる
    アイスやキンキンに冷えた冷たい飲み物が好き。チョコレートやケーキなどの甘いものが好きでなかなかやめれなくて困っている人も多いでしょう。
    冷たいものは物理的に体温を下げ、交感神経優位の体にしてしまいます。すると末梢血管の血流が悪くなり血液が全身に行き渡らなくなるので、子宮も冷えてしまいます。
    たまにご褒美程度にとる方がいいでしょう。
  3. 運動不足
    どこでも車移動、電車の席が空いていたら必ず座る、すぐ疲れる、動きたくない‥‥
    現代社会は便利になりすぎた代償に体を使わなくなり「体力(体の持っている力)」を失ってしまっています。
    体のめぐりを良くするためには、運動は欠かせません。
  4. エアコンに頼りきった生活
    日本には、春、夏、秋、冬を感じる四季がありますが、エアコンが普及して以来、四季に逆らって生活をしてしまっています。
    真冬でも暖房の効いた室内でアイスクリームを食べたり、真夏でも長袖を気て室温の下げた部屋にいたりします。これでは外気温との温度差に体がついていけず、自律神経のバランスを崩し、子宮を冷やしてしまいます。
    少しの時間でもその季節の温度を体感し、体を慣らすしてみましょう。もちろん脱水症状や熱中症には十分に気をつけましょう。少しずつ慣らすことで体が対応し、自律神経が働きます。
  5. 液晶画面の光を見る
    携帯、パソコン、テレビ、ゲームなど、毎日の生活で液晶画面と向き合わない日はないというくらい、IT機器が普及しています。近年さまざまな不調が「自律神経失調症」という形で現れるようになりましたが、液晶画面の光は交感神経を優位に導き、自律神経のバランスを崩しやすくなるので要注意です。画面を見ている時の姿勢も悪くなっており、ストレートネックが多くなっています。頭痛や肩こりを引き起こす原因となっています。携帯やパソコンを触らない時間を作り、体を休めましょう。
  6. ストレスの影響
    ストレスは万病の元と言われており、体にとって悪影響となってしまいます。仕事や人間関係、家事や育児など息つく暇がないと知らず知らずのうちに体と心はストレスを感じています。体が興奮状態となり、副交感神経が働かず、リラックスできない体となってしまいます。

このような生活を続けていると体が冷えていき、子宮も冷えてしまいます。
できることから生活の中で少しずつ意識していき生活のリズムを変えていくことで次第に体も心も変化していきます。
自分の体に関心を持ち、まずは一歩踏み出すことから‥‥

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